好き過ぎて困るって本当にあるんだ・・・・。

 ハリーがチョウの事にお熱で、何回も同じ事を言ってくる。

 年下のハリーがあんな風になるのは、まだ幼くて恋もわかっていないからだと思ってた。

 だけど俺等も同じ気持ちになったんだ。

 本気で愛せる人を見つけたんだ―――・・・・













 You more important than whom....1











 君はロニー坊やと同じ学年の子で、存在は知っていたが、話しかけやすいタイプではなかった。
 だけど、きっかけがあったから、君をもっと知りたいと思ったんだ。





「見たか、の顔!」
「今までみた中で最高だった!」
「ただ俺達が、落とし穴を作って落としただけなのに」
「『ママー助けてぇー!怖いよぉー』だってさ!」


 フレッドがの真似をしているのが、あまりにも似すぎて、俺等は腹を抱えて笑っていた。
 落とし穴を塞ぐ事なんか、サラサラ考えていなくて、穴から少し離れたところで座りながら笑い、壁をバシバシ叩いていた。

 落とし穴は、穴は2mぐらいあるが、魔法で穴がないように見える。
 それもあって、男でも女でも落ちてしまう可能性がある。



「さて・・・そろそろ穴を片付けないとな!」
「えっと・・何処だっけ?」
「たしか・・・この置物から14歩の所に・・・・」
「13歩だって!」
「俺が数えたんだから、間違いねぇの! お前は俺より歩幅が小さいしさ」




 俺は置物の傍により、14歩あるいた。いや、歩こうとした。
 11歩・・・・12歩・・・13歩・・と行こうとした時、穴に間違えて落ちてしまった。

 地面があると思って思いっきり踏んでた分、勢いが付いて、頭から落ちてしまった。




「アハハハハ!!俺のいう事聞かなかったからだよ!」
「・・・・」
「おーい・・・ジョージーー・・・生きてるか〜?」
「・・・・・」
「気絶でもしたのか?」



 俺は杖を出して、光をともしながら穴の中を見た。
 するとジョージが四つん這いになって、固まっている。





「ジョージ!早くあがって来いよ!」





 なにを言っても返事をしない。
 すると、穴の中から女の子の声が聞こえた。



「きゃぁぁああっ!!」




 イカれたのか?ジョージ。



「ちょっと離れてよね!!」
「あ・・・わりぃ」




 ジョージの他にも女の子がいるらしい。
 俺は少し羨ましいと思ってしまい、自分で穴の中にはいった。