Wide of the mark….....07
「、良いの?これで。何があったかは聞いてて何となく予想がついたけど・・」
「良いも何も・・どうしようも無いよ・・」
「本当にそう言える?あんなに仲が良かったのに。それにフレッドの事だって・・」
「勉強の続きしようよ、ハーマイオニー。遅くなっちゃうよ。ね?」
その言葉を言ったは、全然笑っていなかった。
「逃げないで」
「・・っ・・」
「本当にそれで良いの?これでジョージを失くすのよ?」
「そんなの・・っ」
「今までの・・そうね、3ヶ月位前から。フレッドの話よりもジョージの話の方が多かったわ」
「あのね、ジョージが・・・・・・なんだか、この前からジョージの様子がおかしいの」
「ジョージに求められて嫌だった?好きだって言われて迷惑だと思った?」
「嫌じゃ、なかった。最初は驚いたけど・・全然・・嫌じゃなかったよ」
フレッドの事も吹き飛ぶ位。だけど、これは恋愛感情としてなの?
「でも・・フレッドの事好きだったのに。ジョージは良い友達だと思ってたのに・・」
「十分じゃない」
「え・・」
「今、“好きだった”って言ったわ。じゃぁ今は?」
「ジョージと話ができないなんて・・嫌だよ・・」
「ほら決まり。私は先に部屋に戻ってるわ」
にっこり笑って背中を押すハーマイオニーがには大人に見えた。
「・・・有難う。行ってくる!」