ホグワーズにはラブラブなカップルがいた。7年生のフレッド、ジョージ・ウィーズリーと5年生の・のカップルだ。
7年生のフレッドとジョージは今年で卒業してしまう・・・3人ともその話に触れないように楽しい日々を送っていった。
今日も談話室のソファーで話していた。フレッドとジョージが同じソファーに、は一人用のソファーに座っていた。
「「・・・・話があるんだ」」
2人ともいつものような笑顔ではなく、真剣な顔をしていた。
「なに?どうしたの?2人とも・・・?」
「に大切な話があるんだ」
「話しておかないといけないんだ」
「なに?どうかしたの?」
「俺等は今年でホグワーツを卒業するんだ・・・」
「今までのように毎日会えなくなる・・・」
はフレッド、ジョージが話している途中で席を立った。
「「・・?ちょ・・・!!!」」
は走って談話室を出て行った。
「おいかけるぜ!」
「あぁ!」
フレッドとジョージはを追いかけた。だが、を見失ってしまった。いいタイミングにハリーポッターが歩いていた。
「ハリー!忍びの地図を貸してくれ!」
「いいけど・・・はい」
2人はハリーに渡された忍びの地図に呪文をかけた。
『われ、ここに誓う。われ、よからぬ事を企む物なり』
フワッと字が浮かび、二人ともはと書かれた所を探した。
「あったぜ!フレッド!」
「ここからそう遠くねぇな・・・・」
「「ありがとう!ハリー!」」
「あ・・うん」
2人はハリーに忍びの地図を返して、の元へ走っていった。
「「あ・・・!!」」
が2人の存在に気付いて走っていった。しかも泣いてるようだった。
「「!!待って!!」」
は一生懸命逃げていたが、クィディッチで鍛えた2人にかなう訳がない。
ジョージはの腕を掴んだ。
「話してよぉ・・ヒック・・・ヒック・・」
「!何で逃げるんだよ」
「俺等の事嫌いになった・・・?」
「嫌いになんてならないもん・・・」
「「じゃぁなんで・・・」」
「2人と離れたくないよぉ・・・・」
「「・・・・」」
「今まで通りに会ったり出来ないし、すっごい寂しいよぉ・・・ホグワーツの中でもモテモテなのに、外に出たりしたら私なんかよりももっと可愛い子がいるんだから・・2人が他の子を好きになるんじゃないかって・・すっごく不安なの・・」
「「何言ってるんだよ!」」
「え・・?」
「俺等は以外の人を好きになんかならない!!」
「俺等はの事大好きなんだから!!」
「毎日でもふくろう便を出すし」
「が寂しく思ったら、どこにいてもの目の前に現れるから」
「俺等が卒業して」
「が卒業したら」
「「僕らと結婚してくれないか!?」」
「・・・・えぇ!?」
「「ダメ・・?」」
「ダメなんかじゃない・・嬉しい・・・もちろんOK!!」
はフレッドとジョージに抱き付いて、深くて長いキスをした。
フレッドとジョージは卒業した。いろんな人は泣いた。卒業式の後は皆でパーティーをした。同じメンバーでは二度と出来ないパーティーを・・・・。
皆がパーティーをしてる間に、フレッドは赤いネックレスを、ジョージは黄色いブレスレットをプレゼントした。
赤と黄色でグリフィンドールのカラーを表現した。 自分達が出会い、卒業していった場所をいつでも思いだせるように・・・・
「「我等はいつでもの事を思っております。どんな事があっても。」」
「私もよ。愛してるわ」
「「俺らも・・」」
3人はホグワーツにいる時で最後のキスを交わした。
次の日のホグワーツ特急でフレッドとジョージが去っていくときは、は大泣きをした。
2人はに抱きつき、“いつでもの事を思ってるから”と言って、列車に乗っていった。
2人がいなくなってから、学校はすごく静かになったように感じた。でも、がフレッドとジョージに手紙を出すと必ずに会いに来た。
にさびしい思いをさせないようにと・・・