The end of awkward love.
どうすれば伝わるだろう。この気持ち。
伝えるのが大変なぐらい、君の事が好きすぎる。愛してるって言っても足りないぐらい、君が好きなんだ。
「・・」
「ん?」
「どうしたの?」
「付き合ってくれないかな?」
我慢が出来なくてに言ってみた。ロマンチックの欠片もないけど、俺はそんなに頭が回らない。
俺敵にも精一杯なんだよね。スラッとした告白もたまには・・・・ね。
「いいよ、シリウス」
心の中が飛び跳ねた。
だが、に抱きつこうとした瞬間に気付いた。照れ屋のがまったく照れていない。
「・・・言葉の意味わかってる・・?」
「え?どこか行くから一緒に来てって意味じゃないの?」
その瞬間、ガクッと心が沈んだ。
少し唖然としていたが、が不安そうな顔になるので、僕は「宿題が終わらないから、図書室に一緒に来てくれない?」と言った。
は快くOKしてくれて、一緒に図書室に行き、無いはずの宿題にいるための本を探した。
「ありがと・・」
「ううん。全然いいわ!また何かあったら言って!私、いつでも暇人だから!じゃぁね、シリウス!」
はニッコリ笑いながら、女子寮に上がって行った。僕も男子寮に行き、自分のベットの上に飛び込んだ。
枕をバンバン叩いたり、体を右左に動かしたり。どうやったらに気付いてもらえるか、一生懸命考えた。
こういっても他の意味に捉えられないように。は少し天然が入っているから、他の意味に捉えてしまうのだろう・・。
「おし・・明日こそ!」
「あのさ・・・」
「どうかした?シリウス」
「あのさ、俺の事が好きなんだ。先に言っておくけど、友達としてでじゃないよ。女の子として・・・の事を愛してるんだ・・・いつもに気持ちを伝えてるんだけど、別の意味に捉えられちゃっててさ・・・大好きなんだ・・・本当に・・・気持ち悪いぐらいの事毎日考えちゃってさ・・・僕と付き合ってくれないかな・・?」
「あ〜・・あのね」
「・・?」
「本当は知ってたの・・・シリウスが一生懸命気持ちを伝えようとしてるって・・でも、言われた途端恥ずかしくなって、わざと他の意味に捉えるようにしてたの・・・私もシリウスの事大好きよ・・・・」
その瞬間、みるみるの顔が赤くなってきた。そして、俺にゆっくり近付いてきて、僕に抱きついてきた。
「シリウスって温かいね・・」
「、すっごい良い匂い」
そのまま僕達は熱いキスを交わした。
好きな人とするキスはとても嬉しくて、心底テンションがあがる。
本当に大好き。大好きな気持ちが変わるわけが無い。変わらせない・・・・