「「う〜ん・・・・」」
「早く思い出してよ!」
「「どーだったっけなぁ〜・・・・」」
「自分達が仕掛けた悪戯なのに・・(ボソッ」





ピキッ




「だいぶ前だから覚えてるわけねぇーだろ!!」
「何千個悪戯道具作ってるのに、一個一個覚えられないさ!」
「そんなに怒んなくても良いじゃない!」



はプイッと横を向いた。
少し涙目で赤らんだ顔をしていたので、悪い事を言ったなぁと後悔をした。





「ごめんって・・・」
「今泣いたって出られねぇんだし」



ジョージがの近くに行って、肩に触れようとした時、
がバッとこっちに振り返り、ジョージの唇にチュッとキスをした。



「「なっ・・!」」
「引っかかってるし〜v」



はニヤニヤ笑っていて、ジョージは顔が真っ赤だった。


「私がこんな事で泣くと思ってるの〜?一番わかってるくせにv 2人とも涙とかに弱いから使える!」



は笑いながら、ジョージの肩をポンポンと叩いた。




「ジョージだけズルイ!」



フレッドはふくめっ面をしていて、駄々をこねていた。



「はいはいv」




はチュッとフレッドの唇にチュッとキスをした。




「思い出した?出る方法」
「「全然。ムラムラしちゃって」」
「うわ、変態!」
「こんな暗い中でキスしてくるからだろー」
「したくなったからしただけ!エッチはまた今度!!」
「ちぇ〜〜」



「今思ったんだけどさ、俺の肩にが乗ったら穴から出られるんじゃね?」
「は!?」
「フレッドさぁ、この年で肩車してもらって嬉しくも無いんだけど。ジョージの上にフレッド乗った方が確実に出れるじゃん」
「俺と同じ体重の奴乗せられると思うか〜?しかもアレが頭に当たって気持ち悪ぃ」
「それぐらい我慢してよ!」




は真っ赤になって、フレッドをポコポコ叩いた。



「じゃないと出られないだろ!よいしょっと!」




ジョージが私を掴み、持ち上げると、フレッドの肩に乗せた。
服を押さえてなかったので、スカートの中にフレッドの顔が入った。




「良い匂いする・・・たまに当たるところが・・v」
「変態フレッド!!」



は即座にスカートを直した。



「んじゃ持ち上げるから」




フレッドはの足を掴んで、持ち上げた。



「きゃぁーー!バランス悪いから!落ちる!!死ぬ!」
「しょーがねぇなぁ・・・」
「きゃっ!どこ触ってんのよ!」




ジョージはを支えるために、のお尻を持ち支えた。




「怖いからマジで降ろして・・・高い所も嫌いなのよぉ!!」




が暴れるので、フレッドはしょうがなく、地面に降ろした。




「高い所嫌いなの知ってるでしょ!バカ!」



は震えていて、少し汗もかいていて、よっぽど怖かったんだなぁと思った。





「あ・・・」
「「どうかした?」」
「肩車なんかしなくても、呪文使えば早いじゃん!」
「あっ!」
「忘れてた!!」




俺たち三人は杖を取り出し、お互いに杖を向け、呪文を唱えた。
体がふわっと浮き上がり、穴から出られた。



「やっと出られた・・・」
「もう授業も終わりかけだし、くっそぉ・・・」
「『くっそぉ』は私のセリフよ!探しに来て、穴に落ちるなんて・・・」
さ〜」
「今から暇つぶしにさ〜」
「ん?何?」
「「エッチでもして時間潰す?」」
「・・・・い・・いよ・・」
「「よっしゃ!」」