私達は最近仲良くなった。
2人が私にイタズラを仕掛けたが、私がそれをさらりと交わし、逆に2人に自分達のイタズラを味わわせた。
そしたら2人が私を気に入ったらしい。
私もそれに便乗して、最近は一緒にイタズラしている。
僕たちは授業が終わって、次の悪戯について話していた。
「なぁ今度はロニーにやってみようか!」
「いいな!クモをウジャウジャ出して追い詰める!」
「しめに、クモとキスv」
「ファーストキスがクモだなんて・・・可哀相なロニーvよし、決まりだ!」
「「あっ・・・」」
2人が同時に、足を踏み出した瞬間、落ちてしまった。もちろん普段はただの廊下。だけど、今は何も無い。
俺達はふいに起きた事なので、なんの反応も出来ないまま落ちて行ってしまった。
「いってぇ・・・」
「誰だよ!こんな所に落とし穴作った奴!」
「助け呼んでみっか?」
「あぁ」
俺達は息を大きく吸い込み、大きな声で叫んだ。
「「おぉーーーい!!」」
けっこう大きい声で叫んだのに、誰一人として気付いてくれない。
真上を通る人はいないが、穴ギリギリを通る人が多い。だが、こんなに大きな穴があったら、普通覗く。
どうしたんだろ・・・。
数分もしないうちに、授業開始のチャイムが鳴り、皆がバタバタ!と走り出した。
「嘘だろ〜・・・・」
「次飛行訓練だぞ!これを楽しみに今までの授業我慢してたのに!」
俺達は地べたに座った。布団の上みたいにフカフカしている。
俺達は穴の上をジーッ見ていた。
「フレッドーー!!ジョージーー!どこぉ〜!?」
遠くから小さい声とパタパタ走る音が聞こえた。
「!」
「おーい!!気付いてくれ!」
「え?声が聞こえる・・・どこ?どこぉーー??」
が俺達の方に走ってきて、ちょうど見える位置に立ち止まった。
「「おっ!」」
僕たちからを見てみると、の短いスカートの中から、ピンク色のパンツが見える。
「結構嬉しいかも・・・」
「最近えっちしてないから、ヤバイかも・・」
「・・!」
は気付いたように、下を見てきた。
がふと廊下を触ったとき、廊下が軽く光った。
「あっ!!2人とも!何してんの!?!?」
からも僕たちが見えたらしい。
「とっくに授業始まってるよ!もう、心配したんだからね!!」
「穴に落ちたんだからしょうがないだろ!」
「誰だよこんな所に穴作ったの!」
2人は怒りながら、壁などを叩いていた。
「これ作ったのあなた達でしょ!スネイプを落とそうとしたら落ちなかったって言ってたじゃない。それで道具を取ろうとした時、見つからなかったって言ってじゃない。忘れたの?もう4ヶ月前ぐらいだけど・・・。自分で引っかかるなんて・・・!」
「「あっ!!」」
思い出した。小さい玉を踏むとスイッチが入り、穴が開く。
忘れてた・・・。うわ・・どーしよ!自分達が作った罠に、自分達がはまるなんて!
「ねぇ・・・2人ともどうすればいい?」
が不安そうに僕たちを見た。
「たしか、僕たちの部屋の机の中に、方法を書いた紙があるはずなんだけど・・・・」
「たしかぁ・・・2段目の引き出し!」
「わかった!じゃぁ今から取りに行ってくる!」
は勢い良く立ち上がった。
「・・・見えてるけど・・・・」
「すっげぇモロ見え」
「え・・?」
は2人の顔を見た。2人は私の顔じゃなく、綿下半身を見ていた。
「きゃぁ!!な・・なに見てんのよぉ!!」
「「パンツ」」
「言わないの!」
がスカートを押さえながら、僕たちを覗き込んだ。
「うぁ・・・きゃぁーー!!」
はバランスを崩したようで、落ちてきた。
丁度フレッドの上に落ちて、俺もつられて倒れてしまった。
「・・・が落ちてきてどうするんだよ」
「ごめん・・・」
「出る方法考えっか!」
「だな・・・」