たった5文字の言葉で君がいなくなった・・・・。
違うんだよ・・・
伝えたい言葉を勘違いしたんだよ・・・・
でも・・悪いのは僕達だよ・・・・
Shine is darK 光は闇....03
きっかけはたった一つ。
の小さな唇から。
「私の事どう思う?」
と英語で言ってきた。僕達は、長ったらしい言葉よりも、たった一つの言葉で伝えようとした。
わかってくれると思ってた。英語だけど、これならわかってくれると思った。
「LOVE」なんて、そんなもんじゃない。"愛"だけなんて、ツマンナイじゃないか。
僕達は、羊皮紙を鞄から取り出して、丁寧に書いた。1人一枚ずつだいだけど、同じ言葉で同じ気持ちで書いた。
もし、あの時、僕等どっちかが違う単語を書いてたら、君を救えたかも知れない。
僕達は丁寧に書いた羊皮紙をに渡した。
もちろん喜んでくれると思った。
だけど、君の顔は酷かった。
目を見開いたと思ったら、体全部が震えだして、
目からは大量の涙が流れてきた。
だけど、僕達は気付かなかった。君が喜びの余り、泣いていたと思ったんだ。
君は羊皮紙を握り締めながら、僕達の元から去っていった。照れ隠しにしては、とってもおかしい。
だけど、僕らはの事で色々新発見したのもあって、日本人は照れ隠しで逃げたと勘違いをしたんだ。
僕等が羊皮紙に書いた言葉は、
「SHINE」
"君は僕達の光" って意味だったんだけどな・・・。