突然会ったあなたに、こんなに夢中になってしまった。
貴方に会ったのは、本当に偶然。
ドラマであるようなストーリーなんだけど、同じ本を取ろうとして、手が当たった。ただそれだけ。
それだけでも、私の心を盗んでいった。
別に惚れ症って訳でもない。好きになるのは初めてだし。初恋は実らないって友達が言うけど、実らせますからv
「リドル・・!」
「またお前か。毎日しつこいな・・・・」
「今日、クッキー作ったんです!良かったら食べてもらえませんか・・・?」
私は箱に詰めたクッキーを渡した。
「しょうがない・・・・貰ってやろう。上手くできたのか?」
「うん!とっても」
最近はトム優しくなった。前は全然話を聞いてくれなかったから。
私は好きな人が出来るのが初めてだったから、なにをすれば良いのかわからなくて、
いろんな事をしたから、その努力が認められたみたいで、最近は少しだけでも話してくれる。
「じゃぁ、失礼します!」
私はトムに礼をして、その場から離れた。
ずっといたらウザイもんね・・。
「おいリドルー」
「最近あの子、お前にベッタリじゃないかv」
「そろそろ食い時じゃねぇの?」
「バーカ。まだ食えるかよ・・・」
「まだって!この鬼畜!」
「鬼畜の意味解って言ってねぇだろ、お前等」
「わかってるって!鬼畜リドル君v」
「黙れ・・・」
そういい、リドルは俺達を置いたまま、スタスタと歩いていった。
「お前がその気じゃなかったら、俺等が頂くぞ」
「なんか言ったか?」
「いや、何にも。」
「ちゃんv」
「は・・はい!」
「君いっつもリドルと一緒にいるよね〜。僕の事わかる?リドルといつも一緒にいるんだけど・・・・」
「わかりますよ!デイビスさんですよね・・?」
「デイビスでいいよ。あのさ、リドルがちゃんの事呼んでるんだよね。こっちだよ!」
デイビスは私の手を掴み、勝手に歩いていった。
私は戸惑いながらも、一生懸命、歩幅の違うデイビスにあわせた。
"ギィィィィ"
デイビスにつれて行かれたところは、地下室みたいな場所。
「こんな所にリドルがいるんですか・・?」
「リドルはいないけど、僕がいるよ」
突然手を掴まれたと思ったら、いきなり胸を触られた。
「ちょ・・ゃぁ・・っ!」
「いい反応してんじゃん・・・リドルはエッチが上手いヤツが好きなんだぞ・・俺が教えてやるよ・・・」
本当は嫌だ。
だけど、リドルのタイプになれると思ったら、反抗できなくなった。
「いい子だ・・・気持ちいいだろ?リドルが喜ぶぞ・・・・」
耳元で喋られて、私は少しビクッと体が震えてしまう。
「ん・・ぁっ!ゃぁ・・!」
「気持ち良いか?気持ち良いんだろ?」
「違・・っ!」
もう、私自身が訳解らなくなってる時、部屋の扉が開いた。
「な・・・なにしてんだよ・・」
リドルだ。
私はビックリして、肌蹴ていた服を元に戻そうとする。
「・・・お前・・・俺をだましてたのか?俺狙いじゃなくて、デイビス狙いだったのか・・?」
「違・・!!デイビスが"リドルの好みの女にしてやる"って・・・言って・・・・イキナリ・・」
その瞬間、リドルの目が見開き、私のすぐ前にいたデイビスに殴りかかった。
「くそ・・!に・・・なにするんだ!!」
「お前が食わなかったか、先に食おうとしただけだ・・・」
「このクソがっ!!」
リドルがデイビスを殺そうとしてる位殴り始めたので、私はリドルの手を止めた。
「リドルやめて・・・!私のせいでもあるから・・!」
「のせいじゃない!こいつが・・を・・」
「殴るなら私を殴ってよ・・・・」
「・・・!、ちょっと来い!!」
リドルは私の手を引っ張り、部屋から連れ出した。
「ちょ・・・痛・・!」
「デイビスに何されたんだよ!」
「デイビスが・・・リドルのタイプの女にしてやるって言って・・・・それで抵抗できなくて・・」
「キスしたりもしたのか!?」
リドルは私の顔を掴み、急にキスをしてきた。
「キスはしてな・・っ」
「キスはしてなくても触られたんだろ?」
「・・っ!ぁ・・んん・・・!」
「好きだよ・・・最初はソコまで好きじゃなかったけど・・・を盗られるなんてゴメンだし・・・」
「リドル・・・好き・・・・好きだよ・・!」
「の甘い声ソソるね」
「・・・・んぁ・・」
「ヤっちゃてもいいかな?我慢できそうにない」
「・・いいよ・・・でも優しくね・・・?」
「気をつけます」