Made it!....02








 もう知らない!
 フレッドジョージなんて!


 私とだってまだしてないのに・・・・
 涙が出てきちゃった・・・・




「「!!」」



 私が走りつかれてトボトボ歩いている時。
 イライラを通り超えて、呆れていたのに。



「・・・なによっ!人の気も知らないで!!」
「見に覚えが無いんだよ!」
「見に覚えが無い?あんなに濃厚なエッチしてたのに!?」
「「エッチ!?」」



 2人の大声で言ったせいで、周りの皆が見つめる。
 でも、そんな事気にしてらんない。




「昨日、私以外の人としてたでしょ?私聞いたの。私ともした事ないのに・・・・・悔しかったの・・・・・私に魅力が無いって言われてるみたいで・・・怖かった・・・・・2人にいらないって言われてみたいで・・・・・」




 は口に手を当てながら、涙を流した。
 だけど、僕等にはまったく見に覚えが無くて。

 僕らは昨日・・・




、僕らは昨日、アリシアとケイティと一緒だったんだ」
「アリシア達としてたの・・?」


 が死にそうな目で僕等を見つめる。


「「違う!マッサージをしてたんだ!」」



 ・・・は?
 いや、意味わかんないから。




「アリシア達、昨日アンジェリーナのせいで色々やらされてたから、足がパンパンで、毎日練習してる分足が痛かったらしいから」
「僕等がマッサージをしてあげてただけさ」
以外のヤツとするわけないだろ?」
「なんなら証明してもいいぜ?俺らといまからするか?童貞ならではの反応があるしサ」
「それに、アリシア達に女を感じたことは一度も無いっ!」
「胸より腹の方が出てるしなぁ?」
「私のカンチガイ・・・?」
「「Yes,sir!」」




 2人が同時に敬礼をしてきたので、思わずプッと笑ってしまう。




は泣かない方がいいぜ?」
「グッとはくるけど、やっぱり笑顔が一番さ」
「それに僕等の事をそこまで思っててくれてるなんて」
「最高だな、フレッド!」
「最高だな、ジョージ!」




 2人は私に近付き、頬にチュッとキスをしてくる。
 久しぶりの感触に、ドキッと胸が高鳴り、顔がボッと赤くなる。




「そうだ、
「僕等が本当に童貞か」
「「試してもらおうじゃないか!!」」
「え・・・・」
が処女かっていうのも知りたいし!」
「綺麗な体、体拝めさせてもらいますっ!」
「「僕等の寝室へ、ご同行願いします!」」




 私は、何も答えないまま、二人の手を取った。
 言葉には出来ない「OK」のサイン。