可愛すぎでしょ。
ちょっと前まで、バカみたいに格好つけてオールバックなんかしてたけど、
私が一言「若い時からそんなに髪の毛を疲れさすと将来ハゲるよ?」っていったら、
次にの日から髪の毛をおろすようになった。
バカ正直なのが可愛いって言うか・・・
やられました って感じ。
愛を語るにはまだ早いけど....01
ドラコとはホグワーツで会った。
私の方が一歳年上。
ドラコのお父さんと私のお父さんは魔法省でも上下関係でもあるため、昔からは存在は知っていた。
だけど、フォーリンラブしてしまったせいで、年の差だろうが、親の事なんか忘れまくってる。
「ドラコ、今日も可愛いねー。何気に寝癖ついてるし」
「・・・また僕の席を取ったのか?」
「大広間の机や椅子って、誰かのって決まってないはずだけど?自由よ!フリーダムよ!」
「意味が分からない」
そりゃそうだ。
私だって無意味で言ってるもん。 バカにされて当たり前さッ!
「それより、はスリザリン生の寮監でもあるんだからもう少しビシッとしろ!」
「ビシッとしようとするけど、目の前にドラコっていう好物が出てこられたら、頑張れないってー」
「僕は食べ物じゃない!」
「食べれるなら食べたいわ!」
「キモイ!」
腐女子丸出し。
フッフッフ・・・でも良いもんね。 諦めてるから。
「しかも、スリザリン生でありながら、無能なハッフルパフや、穢れたグリフィンドールの奴らと話すんじゃない!」
「なによー。自分だってポッターとかウィーズリーとかと話してたじゃない。」
「あれはケンカだ!」
「口喧嘩とか、思いっきり子供じゃない。ドラコは子供なんだもんねー。可愛い可愛いv」
「キモイ・・・」
最近は何を言われても動じなくなった。
言うだけ無駄っていうのに、ドラコはどーして気付かないんだろう。
そこが可愛く思えちゃうんだけど。 プチイジメですか!
「ソコまで言わなくていーじゃない」
「お前はそこまで言わないと止めないからな。朝食はいい。行くぞクラップ、ゴイル!」
格好つけて2人を連れて行こうとする。
クラップもゴイルもビビってついて行かないでも、此処で待っておけばいいのに。
んで、二人に話しかけようと振り返って「クラップ、ゴイ・・・・」みたいな事があって、少し恥かしそうなドラコを見たら・・・
抱きついちゃうよ☆
「ドラコー」
「なんだ」
「クィディッチ頑張ってね」
「あぁ」
頑張ってね と言った時に、背中に紙を貼り付ける。
『You are my heroine who is not a heroine of all.』
僕のヒロインであって、皆のヒロインじゃない、だってね。
You areの所に二本線引いて消し、ちゃっかり私の名前を書き直して。
「・・・プッ」
「?」
「別に? 可愛いなーって思って」
「フンッ!」
ズカズカと歩く。
でも、背中の紙には魔法でハートが浮き出たり、動いたりしているせいで、怖さ半減。
ていうか、可愛さ倍増?
悲鳴まだかな。
ていうか、早く気付こうよ。
「・・・なんだこれ!!」
ナーイスッ!
お腹が捩れるほど痛い。 アハハハハハハハ!!