僕らの愛してやまない君が、僕達の目の前で生きてるって事が、凄い奇跡だ。


   同じ時代に生きていて、楽しさや苦しさが一緒に体験できる事、本当に奇跡だ。


   遠く離れた日本からこのホグワーツに来てくれたのも奇跡。


   なにもかもが奇跡なんだ。







   君がもし男の子に生まれてきたら?


   こんなに君を愛おしく思う事なんて、知らないまま過ごしていただろう。


   毎日僕達に新たな発見をさしてくれる。








  「さ、僕らの事好き?」
  「何よ・・急に」
  「僕らの事好き?って聞いてるの」
  「今すっごく聞きたいんだ」
  「照れるようなこと言わせないでよ・・・・」

  「本当に聞きたいんだけど」
  「僕達はの事大好きだよ?」
  「・・・私はね、二人を愛してるの。軽い"好き"って気持ちじゃないわ。
   どうしようも無いくらい二人が好きなの」
  「がそんなに僕達を思ってくれてるなんて、嬉しいよ」
  「満足してくれた?」
  「「うん。とっても」」








   君の言う一つ一つの言葉が何でも嬉しくって、僕らの頭を刺激してくる。


   君が好きと言えば、僕らの頭は嬉しさに包まれる。


   君が嫌いと言えば、目の前が真っ暗になってくる。


   君の言葉だけで僕達はいろいろ経験させてもらうんだ。心からお礼を言うよ。








  「「」」
  「ん?どうしたの2人とも・・・急がないと、食べるものなくなっちゃうよ?」
  「なんかに伝えたいことがあって・・」
  「それって今じゃないといけない?」
  「今、思ったことだから言いたい」
  「後から言うと、なんか照れくさくなりそうだから」
  「じゃぁ聞くわ・・・。何?」
  「、いつも僕達の近くにいてくれて、ありがとう」
  「僕達を当たり前のように愛してくれて、ありがとう」
  「がいつも一緒にいてくれるから、僕らはいつも励まされてるんだ」
  「本当にありがとう、
  「私こそお礼を言うわ。私が心から愛せる人でいてくれてありがとう・・・・。じゃぁ行きましょ?」








   の小さな手は僕達の手を握ってくれる。
   温かくて、しかも少しぷにぷにしていて、すっごく気持ちいい。




   馬鹿ばっかりしている僕達だけど、それも含めて僕達を好きになってくれる君が本当に大好きさ。
   自分の気持ちを人に言うのは、すっげー照れくさい。
   だけど、言葉で言わないと伝わらない事だって沢山ある。





   愛してるよ、