君を感じたくて....09
「フレッド、ジョージ!!!」
は息を切らしながら、僕達の所へ走ってきた。
「どういうことよ!!」
「「なにが?」」
「なにがじゃないわよ!!ホグワーツをやめるって・・・嘘でしょ!?嫌だ・・・やめないで!!」
「なんだ、そんな事か」
「ビックリさせないでくれよ〜」
「そんな事じゃないわ!!どうして・・・?せっかく2人を好きになったのに・・・愛せるようになったのに・・・・離れないで・・・・2人が好きなの・・・愛してるの・・・・お願いだから離れないで・・・・・」
は僕達の目の前に跪いて、目から大粒の涙を流している。僕達の足にすがり付いて、声を出しながら泣いている。
たまに顔を上げて僕達の顔を見つめてくる。
言葉で言い表せないぐらい可愛い。
「これはのためなんだよ。」
「わかってくれよ」
「解るわけ無いじゃない!!確かに前は私は最初、2人を毛嫌っていたけど・・・・離れようとしないで・・・お願いだから・・・・!」
「の親友の手術費が足りないんだろ?」
「ホグワーツに一年いるだけで何百万も使うらしいんだ。それを手術費に回せばいいだろう?」
「別に二度と会えないわけじゃない」
「僕達なら、ホグワーツ以外の場所から入ってくる事なんて朝飯前さ!」
「そんなに心配しないでくれよな」
「俺達だって悲しいんだぜ?こんな楽しいところは無いし」
「だけど、が悲しむよりいいじゃん。俺達とならまた会えるしv」
「「な?」」
は涙を流さないようになったが、なにかを考えている様子だった。
「わかった・・・・だけど・・・・」
「「だけど?」」
「私を抱いて」
「「はぁっ!?!?」」
「言ったでしょ?お金を貰う時は抱いてもらってるって」
「でも・・・」
「俺達はを思って・・・・」
「2人は私を思ってやめてくれるんでしょ?そんなに思ってくれてる人たちになにもしてあげられないなんて、私嫌なの。考えがおかしいかもしれない。2人から見たら変態にしか思わないかもしれない。だけど、私はエッチしたいの。2人を十分覚えていたいの。会える時は会えるかもしれない。だけど、毎日は会えないじゃない・・・・。お願い。抱いて」
私はお願いした。頭は下げなかったけど、目をぎゅっと閉じた。
2人の唖然としてる顔見たくないもの。