君を感じたくて....08













「はぁ・・?あんた達バカな事言ってんじゃないわよ。治療費は何千ガリオンってするのよ?」
「だから言っただろ?」
「好きな人が他の人の腕の中で可愛くなっていくのは、絶えられないって」
「僕達の力を舐めんなよー」
「今まで仕事もしてないあなた達には出来ないわよ!」
「大丈夫さ」
「俺達に不可能は無い!」
「「任せておけv」」


















あれから僕達は色々した。
そうじや宿題、悪戯道具の売買。一週間働いてやっと10ガリオンぐらい貯まった。

でも全然足りない。もっともっとしないと。
だけど・・・・。




「なぁフレッド。俺さ1つだけ考えがあるんだけど」
「お前も・・?実は俺もなんだよね」
「じゃぁお前から話せよ」
「お前から話せよ」
「じゃぁジャンケン」
「OK」




俺達はジャンケンをしたが、20回ぐらい同じのがアイコが続いた。
やっと決着が決まった。最初はジョージ。



「なんか噂で聞いた事あるんだけど、ホグワーツにいる自体で年間何百万払うって聞いたんだけどさ、俺達が此処にいなくなったら、その分金が浮くんじゃねぇか?」
「でもパパに悪いぜ?」
「ちゃんと返すさ。それに、パパとママならわかってくれるさ」
「やめるか、ホグワーツ」
「名残惜しいけどな」
怒るかな」



「多分、殴られると思うな。"バカな事言わないで!"って」
「でもいざホグワーツを出るって考えると寂しいもんだぜ?こんな楽しいところは他には無い。クィディッチも勉強も」
「そうだな。の泣く顔見たいかも」
「写真撮って宝物にするぜ?」
「アハハ!」



その夜、俺達は少しだけ枕を濡らしながら寝た。