君を感じたくて....02
どんなに探したって何処にもいない。
グリフィンドールって事はたしかなのに、あの少女を知っている人が少なすぎる。
時間を掛けて、探したけど見つからなかったので、夕食の時間になったので、しょうがなく、談話室へ向かった。
「見つからなかったなぁ・・・」
「やっぱり見間違いなのかな」
「見間違いは無いだろ。当たった感触あったし、この目でちゃんと見たんだ」
「だけど、こんなに探しても見つからないじゃないか」
「「何処行ったんだろう・・・・」」
僕達は"はぁ〜・・"と溜息をついて、机に顔を伏せた。
斜め前にいたロンに突かれやっと体を起こした。ふいにロンを見たときに、あの少女を見た。見つけた!!
「おい、フレッド!」
「なんだよジョージ・・・」
「いたんだよ!あの人!」
「嘘だろ・・」
「マジマジ!!」
「何処!?」
「グリフィンドール席の一番後ろ!」
ジョージの言う通りに、一番後ろを見てみると、あの少女がいる。皆と距離を置いて一人でポツンとご飯を食べていた。
一番近くにいる人からも1mぐらい離れている。どうしたのだろう・・・。
「うっわぁ・・・・やっぱり美人だなぁ・・・・」
「でもなんか目が死んでないか?」
「悲しんでる様な気がするなぁ」
「行ってみるか?」
「あぁ!」
僕達は今、食事中だって事を忘れ、あの少女の所へ向かった。
「ハロー!」
「4時間ぶりだなv」
僕達が少女の目の前に座っても、少女は話を聞こうとしなかった。
「ヘイ、ガール。僕達の言葉を聞いてくれたっていいじゃないか!」
少女は嫌気が刺したのだろう。フォークを机にバンッと叩きつけて、僕達をにらみつけた。
「あのね、食事中に話しかけないでくれる?それに、私は貴方達とつるむ気ないから。」
少女が立ち上がろうとしたとき、僕達は手を掴んだ。
「なに?まだなんか用なの?」
「君の名前聞いてなかいからv」
「はぁ?名前?なんで教えなきゃいけないのよ」
「まぁまぁ教えてくれよv」
「・よ」
「ねvOK」
「別に覚えなくても良いわ」
「覚えたいから聞いたんだよ!」
「いいから、手を離してくれる?」
僕達は言われた通りにの手を離した。
「さようなら」
そういい、は去って行った
「おい、ジョージ。お前に惚れただろ」
「そっちこそ」
「あのクールさが今まで無い感じで良いよな〜v」
「俺達って以外にM?」
「かもな!」
「「絶対に振り向かせてやる!」」