PHILOSOPHER'S STONE....20









・・・・ココはドコ?
変身術が終わって外に出た途端、人混みに押されてハリーと離れ離れ。


どうしよう。道がわかんない。
魔法薬学ってドコ? その前に魔法薬学って誰が先生!?



「我輩だが?」
「ぎゃっ!!」




私としたことが、思ってるだけかと思いきや口に出して喋ってたみたい。テヘ☆
うわーこの先生髪伸ばしてるー・・・ 男は短髪が一番なのに。長すぎると夕方には髪形がベターって・・



「我輩の授業に出るのか?」
「そうなんですが・・・・この城が大きくて」
「城のせいにするな」
「部屋が多すぎて」
「・・・・・ついて来い。案内してやる」



優しいのか優しくないのか、イマイチわかんない。
私の歩くペースと同じにしてくれると思いきや、スタスタスタと前へ進み。もう5mは離れてる。



「はやくせんかっ!」
「すみません・・・」




優しくないね。こりゃ女に嫌われるタイプ。




「何か言ったか?」
「別にッ!」
「悪いが、女に苦労した事は無い。」




また考えていたことを口に出しちゃった!!



「何人と付き合いました?」
「人数ではない。その人をどれだけ愛したかだ」



いうね、このナイスロン毛ッ!!




「まだ言うのか?」
「い、いえ、滅相もありませんッ!!」
「それでよい」