PHILOSOPHER'S STONE....12













銀行から出た後、ハグリットと一緒に色んなところへ買い物へ行った。



「ハリー!ここ、制服売り場!」



は本当に子供みたいな反応をする。あ・・・僕も子供だ。
はすかさず人ごみを掻き分けて、店内に入る。


「いらっしゃい!貴方達はホグワーツの新入生?」
「はい!」
「マグルなの?」
「いえ、魔法族です。でも、こういう所に来るのは初めてで・・・・」
「そう?じゃぁ測らせてもらうわね! 男の子の方は私の娘が測るからね!」



話しやすそうなおばさん。笑顔がとっても似合ってる。
オバサンがバスト、ウエスト、手の長さ、足の長さを測る。


「胸は大きいのに、ウエストが細いわねぇー・・・しかも足も綺麗!将来有望ねv」


その言葉に、じゃなくて僕が照れる。思春期だもの。


「男のはコレ。可愛いお嬢ちゃんはコレ」


オバサンはニッコリしながらもう袋に詰めている。



「貴方達は恋人同士なの?」
「いえ、兄妹です!」
「あらま!可愛い兄妹ねー。じゃぁ可愛い兄妹を祝して、特別に3割引しちゃう!」
「ありがとうございます!」
「ホグワーツは勉強はとっても大変だけど、頑張るのよ!」
「はい!」


























そのあと、なんだかんだ勝手、最後に杖を買うことになった。





紀元前から創業されていたオリバンダーの店にいくと、そこには何億と言って良いほど杖があって、
僕達は何回も杖を振っては、店を破壊した。


オリバンダーさんが言うにはしょっちゅうらしいけど。

僕達が買ったのは、世界で三本しかない杖。
僕達で2本。あと一本は50年ぐらい前に男の人が勝手いったらしい。売った杖は全て覚えてるらしい、オリバンダーさんは。


杖までも一緒という事がなんだか嬉しくて、私は何で作られたのかをハッキリと覚えた。
杖は人を選ぶらしいが、僕達は何故この杖に選ばれたのか、すこし疑問だった。



沈黙を破るように、ハグリットが見せの窓ガラスを叩く。
「ハッピーバースデー!!」と言いながら、白いフクロウを二羽。 誕生日プレゼント。
初めて以外の人から貰った。





僕はのフクロウに「レイチェル」と名付け、は僕のフクロウに「ヘドウィグ」と名付けた。