PHILOSOPHER'S STONE....01
プリペット通り四番地に、隣り合った小さなベットで、
「ねぇハリー。ハリーはもう少しで誕生日だね」
「うん。はなにをくれるの?」
「それは秘密。ハリーはなにをくれるの?」
「秘密さ」
そう。彼等は兄妹。 かといっても、彼等は本当の兄妹ではない。
の両親がを捨てるため、ハリーの所へ預けた。そしてハリーの両親が死んだ時に、
とハリーがこのダーズリー家に預けられたのだ。
いわゆる義兄妹。
だけど、本当の兄妹のように仲が良い2人は、皆に「兄妹だ」と言っている。
誕生日は同じ日、血液型から背丈までがまったく同じだった。 10年間も同じ事をしているのだから、当たり前かもしれないが。
ハリーには額に傷。にも額に傷。 ただ左右対称にあるだけ。
これほど似ている他人がいるもんか!
「ハリー!! 早く寝なさい!! 明日はダドリーの誕生日なんだぞ!!」
叔父さんの声が家中に響く。 叔父さんの声が聞こえた瞬間、ハリーはムカついたらしく眉をひそめる。
「、ぐっする寝るんだぞ。明日はうんとダドリーを楽しませてやってくれ!」
あのデブゴン。
5年ぐらい前からにゾッコンで、僕に腹が立っても近くにがいると怒りの炎が一気に消える。
「まったく・・・・ダドリーのやつ、のゾッコンすぎる」
「良いんじゃない?好きにさせておけば!私全然興味ないんだもん。色々買ってくれるから、使えるヤツだし」
「うわっ、悪女!」
「うっさいッ!!」
は僕の横腹をギュゥ・・・っと握る。
横腹を握ったあとに、″僕″の近くに手を降ろす。
そういうコトに興味を持ち始める年頃のせいか、イチイチ気になってしょうがない。
「おやすみ・・・・ハリー」
「おやすみ、」
はくっついてるベットから僕のベットに移ってきて、僕の体にくっ付いて寝る。
少しドキドキするものの、気が付いた時からこうやって寝てるので、あまり違和感はない。
今日もまた、の頭からはシャンプーとリンスの良い匂いが鼻の奥を刺激する。
これが僕にとっての睡眠薬なのかもしれない。
始めちゃった(*>▽<)
ユイ様の賢者の石を見てから、本当に書きたかったんです。
不死鳥の騎士団よりも、なんかドキドキワクワクします。
さて、どうなるかな・・っと!