Just a game....07
「ねぇ・・・リドル・・一緒に寝よ?」
「はぁッ!?!?!」
「だって・・・怖い・・医務室って1人じゃ怖いじゃん・・・」
・・・ちぇっ。 少しドキッとしたじゃねぇか。
そこまで気を許してくれたなんて!って思ったのに。
でも、一緒に寝れるなら。
「別にいいけど・・・・」
「そんなに警戒しないでよ。別に襲ったりしないから。そんな趣味ないし。」
いや、襲うとしたら俺からだろ。
「ね、入ってきてよ」
は布団を持ち上げて僕の手を引っ張る。 布団に上がる時、ギシ・・・ギシッ という音にドキッと心臓が跳ね上がる。
僕が寝転がると、は無理矢理僕の手を持ち上げ、自分の頭の下に置く。
密着するように近付いてきて、シャンプーの匂いがほんわか匂う。
あーもうッ!! 俺の理性どうしてくれるわけ!?
もうガマン出来ねぇぞッ!! 胸当たってる! 匂いで理性が消えるッ!! ちょっとだけ・・・・ ほんのちょっとだけ・・・・
布団を持ち上げ、チラリと体を見ると、シャツの間からバスト見える。
スカートも捲れて太腿見えてるしッ! 少しは警戒しなさいッ!
の体を仰向けにさせて、首元に顔をうずめると、少しだけ声をあげる。 だから・・・警戒しろっつうのッ!!
ペロリと舐めると体をビクつかせ、少しだけ体を動かす。
「リド・・・・ル」
「ん?」
顔を上げると、まだ寝ているのが分かる。 Σ 俺はの夢ん中に出てんのかよ!
「リド・・・ル・・リドル・・」
何回も名前を呼んでくるせいで、目が離せない。
1分ぐらい見つめていると、は閉じてる目を更にギュッと瞑り、目から一筋の涙を流す。
俺の行動を察知して・・・・?
「う・・・ッ・・んっ」
起きてるのかわからないが、消えそうだった理性がちゃんと元に戻った。
女の涙ってやっぱ弱いもんだね、男は。
「よしよし。俺はちゃんとココにいるゾー」
を抱きしめて、頭をポンポンと叩く。
肩を揺らしながら泣いているが、徐々に息を整えて、また気持ちよく寝始めた。
「いつでもお前は俺の調子を狂わすなー・・・・」