いつか言いたいネ....03
「シリウス・・・取って来てくれたのはすっごく嬉しいんだけど、なんでアチコチ欠けてるわけ?」
「に渡してもらったとき、ビックリして落としちゃってサ」
「って・・・!?」
「あぁ」
ジェームズはあんぐりと口を開け、リーマスは何故か興奮してる。
リリーは・・・・思考停止中。
「何処であったのよ」
「何処って、リリーが取ってきて って言った所で」
「ふーん・・・・なにか言ってた?」
って読んでたのに行き成り""って呼ぶのかよ。
どんだけ馴れ馴れしいんだ・・・
「なにって、普通に話してただけさ」
「その普通の話が知りたいだけじゃない」
「別にリリーに教える義理は無いだろ? 世間話をチラホラしてただけさ」
「父親の事とかいった?」
興奮も冷めないうちに、リーマスが聞き出す。
・・・・・そういえば、クールビューティープリンセスオタクだっけ。
なんでリーマスがの言った事がわかるんだよ。
盗聴器でもつけてたのか?
「・・・・言ってたのね」
首を・・・縦に振るしか出来ない。
「あの噂は本当だったんだ」
「噂?」
リーマスとリリーがゆっくりと顔を合わせ、小さな溜息。
ジェームズと俺はわけがわからない。
別に父親が誰であろうと、関係ないじゃないか。
そりゃ俺とは不釣合いかもしれないけどさぁ・・・・・
「ヴォルデモート卿って知ってる?」
「この魔法界で知らないヤツがいるもんか」
「俺の近所のヤツも殺されたんだぜ?」
「やっぱり知らないのね。知ってる人は結構いるのに」
「「 だから何にがさ 」」
「はヴォルデモート卿の娘なのよ。」
「・・・・・パ・・・パードゥン?」
俺の耳ってこんなに腐ってたっけ?
「ヴォルデモート卿の娘なの。」
「そんな・・・・ッ、ヴォルデモートはスリザリン生だぞ? はレイブンクローだ!ありえない・・・それにダンブルドアが入学を許す別けない!」
「ダンブルドアは親が誰であれ入学させるべき・・・マクゴナガル先生とそう言ってたらしいわ」
「でもそれが証拠なわけが・・・!」
「ヴォルデモートの本名を知らないの?トム・マールヴォロ・リドル。のミドルネームに"マールヴォロ"って入ってるでしょ?苗字が違うのは、母親の前の苗字。レイブンクローなのもダンブルドアの配慮・・・帽子にお願いでもしたんじゃない?」
そんな・・・・が?
にそんなオーラもないし、感じもしない。
「・・・偶然かも知れないじゃないか。"マールヴォロ"なんてそこそこないけどさ、偶然が重なっただ―・・」
「が父親を意識して、目に黒いカラーコンタクトを入れてるの。」
「「カラーコンタクト?」」
「目の色を変えて付けてる間視力が上がるってヤツ。マグルの物よ」
あの時・・の目は・・・・の目は・・どす黒いまではいかないけど、赤い瞳。
「普段のの目は真っ黒だぜ?」
「・・・・ッ!!」
97%の確信。
3%の脳内拒否。
「仲良くするのは良いけど、そこまで深く仲良くな―・・・」
「嫌だ。」
「シリウス・・・」
「好きな人を決めるのも、友達を選ぶのも僕の勝手さ。リリーに決められたくない」
「別にそこまで言ってないわ」
「君の目が言ってる」
リリーは僕の言葉に涙を流した。
ボロボロじゃないけど、一筋の涙を。
なんか、すっげー早くに修羅場(っぽいの)来ちゃってますね。
でも、コレだけで引き下がらないのが亜依です(ぇ
感想お待ちしております(○´∀`○)