悪戯メガネ
・・・・・どうしてだろう。
なぜ、フレッドとジョージがメガネを掛けているのだろう・・・
いや、絶対悪戯に使うため用なんだろうけど、似合いすぎて笑ってしまう。
「ねぇ、2人ともそのメガネどしたの?」
「これ?」
「似合うだろ?」
「とーっても似合うけど、その意図は?」
「「 の下着姿を見るためv 」」
「・・・・・・まぁ、嘘は置いといて・・理由は?」
「チッ、バレたか」
「いや、分かりやすいから。特定の相手用に悪戯道具は作れないって自分達が言ってたんじゃない・・・・理由は?」
一気に喋らなくなる2人。
しょうがなく、「言いたくないならいいけど・・・・」と言って話題を変える。
「2人ともそのメガネ似合ってるねv」
「結構合ってるだろ?」
「コレ伊達メガネ?」
「うん、伊達」
「似合ってる似合ってる! メガネってかけるだけで印象変えるよねー・・・」
私はジョージのメガネをとって自分にかける。
少し大きいし、鼻の位置が2人の方が高いせいで、何回もズレる。
「もメガネ似合ってるよ」
「この瞬間を撮ったら高く売れそうだなー・・・3ガリオンで」
「ちょっと安くない?」
噴出しながら、髪を三つ編みにする。
櫛を持ってないから、適当なんだけどね。 それは多めに見ておいて・・・
「なんかこうしたらガリ勉っぽくない?」
簡単に結んで、二人に見せる。
一瞬で真っ赤になって、2人とも同じ方向に顔を背ける。
「照れた?」
「「 うん 」」
「ウブだねぇーv」
女慣れしてそうなのに、こういうことにはすっごく恥ずかしくがっていて、そこが可愛い。
「が可愛すぎるんだもん」
「わかってる事言わないでよ?」
「うわ、自信過剰!」
2人は私の三つ編みをチロチロ触ってきて、たまにホッペを突く。
「可愛いのは当たり前でしょー? 女の子は恋をしてると綺麗になるか、可愛くなるの。可愛くなっていなかったら2人に恋してないってコトでしょ?」
は笑いながら僕らを交互に見つめる。
「俺達がなんでメガネかけたか知ってる?」
「教えてくれないから、分かるわけないじゃん。」
「、ハリーとかにメガネ借りて何回も付けたりするだろ?」
「それがすっごい嫉妬だったわけ」
「ハリーのメガネを触るぐらいだったら、僕らがかけた方が得だろ?」
「完璧な嫉妬だけどねー」
私のメガネを撮ってまたかける。
「バカ・・・ロンだってハーマイオニーだってハリーのメガネ借りて付けたがってるだけでしょ? そんなので嫉妬しないのーッ!でも、嬉しいなー・・・2人がそこまで考えてくれてるってコトでしょ? だけど、嫉妬されすぎると束縛された感じするから、少しは控えめにネ」
は三つ編みを解きながら、僕らに笑いかける。
三つ編みが解けたの髪の毛は、ハーマイオニーみたいにクリンクリンで、とっても可愛い。
「メガネかけなくても、2人は格好良いんだから・・・・それみて格好良いって他の子に思われたら嫌だもん」
「「 可愛いーー!! 」」