好きなんだよ。
それ以上もそれ以下の言葉なんか ある訳なくて。
気が強くて、
いう事を聞かなくって、
サボり癖が酷くって
でも、その笑顔にドキッとして許しちゃうんだよね
その微笑みには敵わない
ハリウッド映画で子役を使うときには、一日5時間以上の勉強をするって言うのが義務付けられている。
しかも18歳ぐらいまで。
だから、今勉強中。
「はぁーーーあ・・・眠っ」
手で口を隠してはいるが、大あくびをする。
頭がカクカクっと動いて、今ベットに寝かせればすぐさま寝るだろう。
勉強する時間には何も勉強してもいいからって、僕はゲリーにギターを教えてもらっていた。
今日はゲリーがいないから、チューニングしたり軽く練習したり。
は母国の本を取り出して眠たいながら読んでいた。
「眠い?」
「うん・・・・今日と明日、出番多いでしょ? しかも長々しいセリフだったから覚えるのが大変でさ・・・2時半ぐらいまで起きててさ。しかもこの仕事が終わった後にも、再来月から始まるミュージカルの歌練習あるし・・・疲れがたまってんのよね・・」
もう本を読む気力もないみたい。
机にアゴのせて、本なんか今すぐ倒れそうに持っていて。
「あー動きたい!! 勉強なんかしてられんって」
「まぁまぁ義務だし」
「破るためにあるんだって」
「それは約束」
「約束は破っちゃだめよ。迷惑かかるから」
会話としては少しおかしい。
でも、少しの不思議感も 結構気に入ってる。
勉強のサボり癖があるのに、結構頭が良い。
学校で出来ないテストを、スタッフが気を使って学校までテストを取りに行き、この場でやらされるんだけど、は80点以上を毎回取ってて。羨ましすぎる・・。僕なんて半分取れれば「良し。赤点は無い」って思ってるぐらいなのに。
「あー動き回りたい。体育も勉強だってー・・・」
の学校では今、体育でバスケをしているらしく、体育が出来ない事だけを悔やんでいる。
「・・・・・・良し、どうせ外にバスケコートがあるなら使うべきだよね。ね、ダン!バスケしに行こうよ」
「今勉強の時間だって・・・」
「体育も勉強だって!」
「そんな屁理屈・・」
「屁理屈したって良いって。間違ってはないもん」
「まぁ良いけど・・」
「じゃぁ決まり!」
は無邪気に僕の手を掴む。
「ね、マットとか誘う?」
「ううん。ダンとバスケしたいの」
可愛い笑顔で言われちゃあ、断る理由がない。
まぁマット達がいても、ちょっと困るんだけどね。イチャつけないし。
・
「あー気持ちいいっ!」
まだまだ肌寒いはずなのに、40分もバスケをしていると、熱くなってくる。
も中に着ていたノースリーブになって、熱がりながらバスケをしていた。
「最近ちょっと太り気味だったらから運動できてよかった!」
「全然太ってないじゃん?」
「目指せ40キロ台前半!」
「ガリガリじゃん。」
「どこが! この二の腕の肉!! あー恐ろしい!」
「僕なんて65キロだぜ? 十分痩せてるよ?」
「ダン65キロもあるの・・・? 全然見えない・・・筋肉質だし、足細いし・・・」
水を飲みながら僕の腕とか足を触ってくる。
信じられない! と目を見開いて。
「女の子がガリガリだったら気持ち悪いだけだよ。ポッチャリまではいかなくても、少し肉がないと抱きついても気持ちよくないし」
「そんなプニプニしてた?」
「結構気持ちいいよ?」
足をつかんでいたの手を引っ張って、自分の胸元に収める。
適度に弾力があって、いい感じ。
「痩せちゃダメ」
「でもぉ・・・・事務所が・・」
「の体なんだから自由だって。」
首筋に口を這わせながら、の反応をうかがう。
まぁキスするぐらいで声をあげられてもリアクションに困るから、適度に。
「性欲強すぎよ?」
「まぁ思春期だしね」
背中にあった手を前に持っていって、大きくふくよかな胸に当てる。
「ンッ・・・もぅ・・」
「痩せたら、胸がちっちゃくなるよ? 胸だって脂肪なんだから。ないよりあった方が良いしね」
「撫ですぎ・・」
「そりゃ撫で心地が良いからね」
冷まそうとしていた体温が、また熱くなるのがわかる。
「も・・・こんなトコで・・ッ」
「皆が見てるかも?」
「それもあるけど・・・あっ!」
結構遠い所に勉強ハウスがあるとして、窓からコチラを見れば、なんとか見えるぐらいの位置にいるし。
まぁ見られても別に良いんだけどね。
逆に見せ付けたいし。
「ま、コレだけで終わりにしとくよ」
「・・ぇ・・・・?」
「歯止め効かなくなったら嫌だし。」
「・・だね」
納得してるんだけど、ちょっと不満が残ってるって顔してる。
まぁ大丈夫だよ。
後からお預け分貰うから。
ダン夢!
ちゃんとしたストーリーになってる・・・かな?(オドオド
ダン夢って、ダンを暴走させてしまう癖が出来てしまいました!
ダンファンの方、すいません(≧▽≦)<反省の色ナシ
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