CHAMBER OF SECRETS....07













私とハリーは、引っ張られながらもイスに座らされた。
ちゃっかりハリーの隣に座ったけどね。



"ダッダッダッダッダ"


何、次は誰?


二階から一階へとすごい速さで降りてくる人。
良く見ればジニーだ。


「ママ!私のセーター見なかった?」
「あぁ・・・それならお部屋の右端の椅子に洗濯して置いて置いたわ」
「そう・・・・」



安心したように視線を落としたジニー。
ハリーと私の顔、どちらかを見たと思えば、後退りをして、逃げるように二階に走った。



「私達、なにか悪い事した?」
「目があったら、逃げてった・・・」


その光景を見て、笑うフレッドとジョージ。
なに、どうしたの? 何故!?


「ジニーから去年、何回も手紙が着ただろう?分かってるだろうけど、ハリーにお熱なんだよ。君の話ばっか!"のポジションが羨ましい"だの、"ロンがお兄ちゃんよりもハリーの方が良い"って。ウルサイったらありゃしない。」


不満そうに、ソーセージを加えるロン。


「やぁ、皆おはよう!」



扉から、見たことも無いおじさん。
多分、ロン達のお父さんなんだろうけど・・・。


「いやー、大変だったよ。抜き打ち調査が9件も!」



荷物を降ろしながら、楽しそうに言う。
どう見ても楽しんでいたようにしか見えないけど・・。


「調査って?」
「パパの仕事は魔法省の、マグル製品不正使用の取締りさ。パパはマグルに興味津々なんだ」


私の隣に、どっしりと座るおじさん。


「いやー・・疲れた!あれ?このお嬢さんと、そこの坊やは?」
「あ、すいません。僕はハリー・ポッターで」
「私はです」
「なんと・・・君達があの? いやー・・ロンから話は聞いているよ。何時来たんだね?」

「今朝ですよ。夕べ、息子達が貴方が魔法をかけた車で達を迎えに行ったんです!」
「やったのか?・・・どうだ、上手く飛んだか?」



嬉しそうにジョージに聞く。
モリーおばさんは、「そっちじゃなくって!」と言いたそうな顔でおじさんの肩を叩く。


「そうだ!ハリーとはマグルの家庭で育ったんだろう?」
「「えぇ」」
「ゴムのアヒルとは、どんな機能を持っているんだ?」



ゴムのアヒル・・・?
・・・・・・あぁ! お風呂とかに浮いているあの黄色い!


「あれは・・・」
「子供がお風呂に入って楽しめるようにって作ったんじゃ・・?」
「でもアレは動かないぞ? 揉めば"プー"という音が鳴るだけだ」
「小さな子供が驚くからじゃないんですか?」


必死に考えながらも、返事を返す。
僕等は触ったことないし、お風呂だって2人で入ってたから、そんなのいらなかったし・・・


「ふむ。なるほど。それなら納得だ!」


マグルの物にそんなに興味を持つなんて。
しかも結構時間を掛けているみたいで・・・・売ってるところで聞けば良いのになー・・





『キーーーッ!』


何処からか、フクロウの鳴く声。
遠くから、・・多分この家のフクロウが5通分も持っている。

近付いて、近付いて・・・・窓に激突。
大の字になりながらも、地面に落ちる。


「きゃ・・・ッ!」
「ドジだなもう・・・エロールはいっつもこうなんだ」
「あら・・・パーシー、手紙取ってあげて」
「あぁ」


モジャモジャに磨きがかかった頭を掻きながら、エロールから手紙をとるパーシー。
エロールは、首が痛いのか、羽で首を摩っているように見える。



「フレッドとジョージのはコレ。ロンのはコレ。とハリーのも一緒に入れられてる。ジニーのは・・・これだな」


全員に手紙を配ると、全員が封筒を開けて中身を見る。



「ダンブルドアは君達の事を見透かしているようだな」



確かに・・・この家に来てるって分かるって・・・凄すぎ!


「うわぁー・・・コレだけの教科書をそろえたらかなりの金額になっちゃな」
「見てコレ。今年はほっとんど同じ人が書いてる本だ・・・えっと・・"ギルデロイ・ロックハート"?」
「しかもほんの題名がおかしすぎる。"狼男との大いなる山歩き"」
「したくないっつーの。"ヴァンパイアとバッチリ船旅"・・・・血、吸われるじゃん」
「でも教科書なんだからしょうがないよ。買わなきゃ」
「誰かに借りちゃダメかな?」
「ダメだから」



題名がアホすぎて呆れる
の突っ込みに笑が出ているロン。
フレッドとジョージは親指を立ててまで笑っている。



なんなんだ?このコンビネーション・・・



「揃えるにはアソコしかないわね。ダイアゴン横丁!」
「ダイコンヨコチョ?」