CHAMBER OF SECRETS....35
調べたり、クィディッチで試合したりして、日にちが風邪のように過ぎていった。
クィディッチでハリーが骨を折り、ロックハートが余計な呪文を唱えたせいで骨抜きになってしまい、
がわぁわぁと泣いてしまい、ロックハートを箒で殴ったりして大変だった。
そりゃぁ手がゴムみたいにグニャグニャと動けば気味が悪いしね。
「ハリー・・・大丈夫・・?」
「感覚ないけど、大丈夫だよ。」
「・・なんで貴方が泣いてるのよ」
ハーマイオニーの言葉に皆が同感しただろう。
涙をボロボロ流して、の下元にある毛布が濡れていた。
「だってね・・・骨が・・無くなっちゃった!」
「骨を生やすぐらい簡単です!」
人混みの中からマダム・ポンフリーが現れて、長細いビンをハリーに突き出す。
「荒療治ですけどね!さぁ、早く飲みなさい!」
「治りますよね?」
「治りますよ! 2〜3日かかりますけどね!」
「もっと早く出来ませんか・・?」
「これでも早くしてます!」
・
「ぅー・・・ん・・」
「もう、静かにしてよ!」
「ハリーがぁ・・」
「ハリーなら医務室だから大丈夫よ」
「寂しいもん」
「いっつも女子寮と男子寮別じゃない!」
「でも壁の向こうにはハリーがいるもんッ!」
女子寮と男子寮は別々なのに、壁はくっ付いており、
耳をピッタリとくっ付けて静かにしていれば、アッチの声が聞こえる。
「だから・・・だからは壁際のベットにしたって事!?」
「私が寝る時に、ハリーの声聞こえるから・・・」
「だからなのね! 前までパーバティがいたのに、急にベットを変えて なんて言うからオカシイとは思ってたけど・・・!」
枕を抱きかかえているに、説教するハーマイオニーは、
母親と娘のような姿になっていた。
「もう! なら男子寮のハリーのベットで寝たら?」
勢い良く、ツバを散らしそうな勢いでを怒鳴る。
「じゃぁハリーの所行くもんッ!」
もムキになったのか、枕をベットに押し付けて、素早く部屋から出た。
・
「ロン見ろよ・・・魔法界のエロ本!」
「うわー・・過激! マグルのはまったく動かないからつまらないだろーなぁ」
「ネビル、お前もう少し頭を下げろって、見えないだろ!」
"バンッ!"
勢い良く扉が開く。
ウルサイから、とパーシーが来たのかと思い、必死で雑誌を隠す。
でも、そこにいるのは・・・
「「「ッ!!」」」
ヤ バ イ。
こんな所を見られたら、一瞬で嫌われちゃう!
「・・・ど、どうしたの・・」
「男子寮には入っちゃいけないのに」
「ハリーは知っての通り医務室だぞ?」
「透明マント貸して!」
「は・・?」
「あぁ、透明マントね。オッケーオッケー」
本をネビルの尻元に無理矢理押し込んで、ハリーの枕元の透明マントをに渡す。
「パーシーに見つからないようにね」
「うん・・」
「ていうか、今から何処に・・?」
「医務室!」
そういってはマントを頭から被り、
すぐさま部屋から出て行った。
12歳なら・・・・見てるだろうな(どんな想像よ
小6の時なんて、バリバリそんな話ししてたわよッ!!(変人め