離れたくない....02
「お父様、はココにいます。」
「おぉッ!! 久しぶりだな。 また色っぽくなりおって。」
「お父様、用件はなんでしょう。 私今急がしんですが・・・・」
「簡単なことだ。」
「、よーーく聞いて頂戴」
「・・・・・・・お前はウィーズリー家のものと付き合っているのだろう?」
「はい。もう2年になる頃です」
「ラブラブな所、本当に申し訳ないのだが、お前は別の者と付き合ってもらいたい。我が財閥も、危機を迎えてた。 だが、あの"シーバー家"が支援してくれてな。」
「支援してくれるならそのままで良いじゃないですが!!」
「まぁ、落ち着け」
「落ち着けられない・・・!! ジョージとはどうするの・・・ ジョージ・・・」
「聞くんだ。」
キライ。 私の気持ちを絶対考えないコイツの脳ミソ。
棒を突っ込んで掻き混ぜたいぐらい、腹が立つ。
「シーバー家のご子息にお前の写真を見せたところ、とっても気に入ったんだ。あのシーバー家のご子息にだぞ! 将来保障されたじゃないか!」
「言っちゃ悪いけど・・・ジョージの家はシーバー家までお金はないわだけど、お金の持ってる持ってないで私は付き合う人を決めない。お父様と違って!!」
「黙らんかッ!!!」
バシッ!
右手で叩かれた。 私は勢いで倒れてしまう。
お母様は少し驚いているが、お父様を怒ろうとしない。
「、わかって頂戴。あなたがもしもケビン・・・シーバー家のご子息をフッたら、
私たちは終わりよ。 理解しなさい。 私たちは親戚中を守るために、貴女を犠牲にする事にしたの。
もし、フると考えているなら、あのウィーズリー家のモノたちもただじゃ起きませんからね。」
目の前にいる人は誰なんだろう・・・・・ 知らない人・・・・
白黒に見える世界。
ジョージの笑顔が引き裂かれた気分になる。
今、布団の上で目覚めたらコレ以上ないってほど喜ぶのに・・・・