離れたくない....13
「・・・ぁッ・・」
「、声出しちゃダメ・・」
「無理・・・ン・・ぃ・・」
「まだ始まったばかりだよ?」
「知って・・るょ!」
はうっすらと涙を流しながら僕の言葉に答える。
その涙が嬉し泣きなのか、悔し泣きなのか、嫌がっている涙なのかはわからない。
だけど、嬉し泣きと言う風に僕は捕らえた。
白い肌には穢れは無くて、僕を待っていたかのように身体が動く。
僕の体から流れる汗がの体を流れ落ちる。
「・・・ゃ・・ッ!」
「声を出しちゃダメだよ・・」
の口を手で押さえると、暖かい息が手に当たる。
モワモワした感じがくすぐったくてしょうがない。
「・・・痛くない?」
「痛くないよ・・・」
「動かすよ・・・?」
「うん・・ッ・・・・ヤ・・ん」
"ガチャ"
・・・・ガチャ? ガチャって・・・ッ!!
「ジョージ! お前クソ爆弾にいれる量間違えただろ!」
扉を開けながら大きな声で叫ぶ。
を隠し気味に後ろを見ればフレッドとリーが怒りながらコチラを見ている。
「お前・・・・・鍵ぐらいしめろよ!」
「しかもと別れたからって別の女に乗り換えるなんて・・・」
「下半身が寂しがってるのはわかるが、もう少しガマンしろって」
「以外の女に手を出してない!!」
・・・言っちまった。
フレッドとリーは大口を開けながら近付いてくる。
「ジョージ君・・・君が隠している女の子の顔を見せてくれないかな?」
「チラリで良いよ?チラリで。」
悪徳業者みたいな感じで近付いてくる。
待て・・は裸だぞ!? 俺が裸なのは別に良いけど・・は・・
の身体をシーツに包ませて、見えそうな部分を隠す。
「「じゃん!」」
「声がデカいって!」
フレッドとリーはお互いの手でお互いの口を押さえる。
その姿に笑いそうになるが、笑いにくい。
「ジョージ説明してもらおうか」
「ジョージのベットでするならともかく、俺のベットを使ってまでしてる理由を!」
・・・・あ・・・ココ、フレッドのベットだ・・。
・
服を着替える余裕も無く、シーツを包まりながら話し合いが始まった。
が羽織っているシーツからは、胸の形などがわかりそうで、ハラハラしてしまう。
「へー・・ケビンに隠れて俺のベットでしてるとはねぇー・・」
「昼ドラでもビックリの展開だなぁ」
リーのベットの上で2人が手を組んで俺達にグサリとくる言葉を連打する。
「、ジョージに無理矢理やられたって言えよ?」
「違・・・ッ! 無理矢理じゃないよ・・・。私が・・お願いして・・・・」
「それでも無理矢理って言わなきゃ。ケビンになにされるか解らないぜ?」
「あ・・・そっか。」
何気に納得させられる。
「・・・」
「何・・リー?」
「乳首が立ってるぞ?」
「「リー!!」」
ニヤニヤしながらの胸を見るリー。ジョージとフレッドはリーの頭を殴る。
わりぃわりぃ とリーは言うけど、絶対そんな事思ってないだろう。
「俺だって気になってしょうがなかったのに!」
「フレッド!」
「冗談だって、ジョージ」
唾を散らしそうな勢いで怒るジョージ。
嬉しいんだけど、複雑な気分・・。
「それにジョージ・・・・シーツでモノを隠せよ・・。立ってるのがバレバレだぜ?」
「うわ・・ッ!」
「立派に大きくなっちゃって・・・」
「コレでをヒーヒー言わせてるのか?」
リーとフレッドはなにをしたがってるのか・・・。
俺達の愛の営みを邪魔しておいて・・・・後で絶対殴る・・!