離れたくない...01
「ねぇ、私とずっと・・・一緒にいてくれる?」
「あぁ」
「本当?」
「本当。愛してるよ、」
「私も愛してるわ、ジョージ」
ジョージは私を優しく抱きしめてくれる。
私はジョージを心から愛しているし、ジョージだって心から愛してくれる。
私はそれで十分だ。
なにもいらない。 すっごく欲を言えば、今よりもっともっと愛が欲しい。
今だけで十分だ! ってわかっているけど、女は欲を出しちゃう。
嫌われたくないから言わないけど・・・・やっぱり欲が出る。
「ジョージ・・・キスして・・・?」
「何回でもしてあげるよ。口がたらこみたいになっても怒らないでね」
そういってジョージは私の頭を掴み、キスをする。
下が絡み合って、お互いの唾液が混ざり合って、絶妙な味になる。
温かいジョージの吐息さえも、体の奥からわき出てくる、
熱い何かが、理性を繋げている細い糸が徐々に消えていく。
口から漏れて、アゴから雫として落ちてくる。
ジョージは私の背中に手を入れてきて、腹の真逆を撫でる。
驚いて、唇が離れても、また吸い付く。 私も諦めてジョージの頭に手を回す。
椅子に寝ッ転がせて、下を絡ませながらも、ジョージはベルトを外して、チャックを外す。
少しずつ硬くなり始めたモノを少しでも開放してあげている。
「だめだよ・・・・ココ、城から丸見えなの知っているでしょ・・・?」
「がキスさせたんだよ?・・・責任はとってもらわないと。」
私の上着に手をかけ、脱がそうとした瞬間、大きな声が聞こえる。
「!! はおらんのか!!」
「「・・・ッ!!」」
この声はお父様だ。
それに遠くから「早く出てきなさい!」と、お母様の声も聞こえる。
こんな時になんだろうか。
私は悪い事をするほどバカじゃない。イタズラなんてもってのほかだし。 あ、ジョージごめん。
成績は未だに一位の座を譲ったことはないし・・・・
突然ホグワーツに来て、探される意味がわからないッ!
「あ、ごめ・・」
ジョージはさっきと違ってすぐさま体制を整え、私を立ち上がらせてくれる。
ホッペにチュッとキスをして、私の背中を押す。
ジョージは私の父が嫌いなんだけど。
スネイプ、フィルチに続き嫌いらしい。 ・・・わからん訳でもないけど。
「ごめんなさい・・・ジョージ」
私は、すぐさまお父様の所へ向かった。
ウハハハハ(* ̄▽ ̄)
笑うことしか出来ないと思います。 だってこれ甘夢じゃなくて、悲恋夢だしね。
人は死なない・・・けど、・・・うん、悲しい結末になると思う。
消化不良を起こさないように気をつけて読んでください(*>▽<)b☆
感想まってまーすヾ(*>▽<)ノ
亜依。