「別れよう」







突然言われた言葉。


愛してる貴方に言われた言葉。


どんなに辛い事かわかる?


私はもう、羽を奪われた蝶。


もう、あなたの所にいけない。


いろんな言葉をくれた。なのに、もう聞かせてもらえない。


女って怖いもんね。


たった一言の言葉で、こんなにも復讐心が湧き出てくるなんて。


敵に回さないほうが身のためかもよ?














 grave














「ハリー、おはよう。ロン、おはよう」





ハリーは驚いたように私を見る。ロンは普段どおりに「おはよう!」とニッコリ笑って言ってくれる。だけどハリーは返事をよこさない。そりゃそうか・・。あんな最低なことしてくれたんだからね。謝ったって許さない。


愛しさと憎ましさは紙一重なのよ?



「ハリー?どうしたのさ?いつもだったら抱きつく勢いなのに」




ロンがそういっている間に、私はハリーの目の前に座る。ハーマイオニーが空けてくれてた席を、乱暴に入り、座る。


「ハリーは私を振ったの。だから気まずいんじゃないの?」



私の言葉にロンとハーマイオニーが悲鳴を上げる。周りの人も、悲鳴はあげないが、目から目玉が飛び出る一歩手前。



「ど、ど、ど、ど・・・!」



ハーマイオニー・・・地震音みたい・・・。



「どうして・・・!?!?」
「さぁ?私にはわからないわ。だけど、私別にいいと思ってる。ハリー・・・知ってる?裏切られると、女は怖いのよ?殺したいぐらい憎んじゃうわ」





 自分の言葉が終わる直前に、ハリーに向かって、持っている肉切りナイフをハリーに突き出す。
 ハリーの目の前で止まった私の手を、ビクビクしてみるハリー。そして、唖然とした目で見るロン達。



・・・危ないことはやめようぜ・・・・?」
「これだけで済むと思ってるの、ハリー?私を甘く見ていたら、怖いわよ?」




私は持っていたナイフを机に突き刺し、ハリーに向かってカボチャジュースをぶっかけた。
ハリーは沈んだような顔つきで、私を見ている。




・・ごめっ」
「許すと思ってるの?」
「・・・・・」
「私はそんなに甘い女じゃないわ。勝手にフラれるんだもの。"愛"が"憎"に変わるのよ。私はそういう女なの。今ならヴォルデモートの手下でも喜んでなるわ」


私はそのまま、大広間を出て行った。

皆が引いているかもしれない。だけど、そんなのどうでもいいわ。


ハリーを苦しめたいの。絶対許さない!


その時、私の後ろに黒い服を着た人が現れた。見たことも無い人だったが、目が赤いのが印象的だった・・・・。



















えー・・・コレは、隠し部屋にはどんな小説があるの?と言う質問が多いので、
サンプル用に作りました。

もちろん、この続き(終わりまで)は、隠し部屋に記載させてもらっています。


こんなヘボ文ですが、続きが見たい方は、ヒントを解いて見てやってくださいませ。
アチラの部屋でもお待ちしております!


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