ごほうび=君
「「!! やった・・・・ 僕等、学年1位!!」」
僕らはテスト結果票を持っての所まで走っていく。
息を切らしながら、『学年1位』と書かれた所を見せる。
はニコニコ笑顔で、僕等を見る。
子供みたいな表現になっちゃうんだよな、の前だと。
2mぐらいの筋肉マンがこんな行動をとってた気持ち悪いよなー・・・
「凄いじゃないッ!! 学年1位なんて簡単に取れないわよ!」
「は?」
「・・・・痛い所突かないでくれる?」
冗談が通じるところがナイス!
「ごほうびは?」
僕等がそう言うと、はニコッと笑って頭を撫でてくる。
これはグリフィンドールに入って3年目までがそうだった。
僕等が付き合いはじめると、徐々に”ごほうび”の形が変わってきた。
4年生の時、と付き合い始めて”ごほうび”でキスをした。
5年生の時、が嫌がらないようにディープキスにチャレンジした。
そして今年は・・・・ アレにチャレンジしてみようかな。
「!」
「僕等、クィディッチで優勝した!!」
「知ってるわよ!私はチェイサーしてるんだからッ!!」
「「ごほうびは!?」」
「ごほうびって・・・・5年生にもなって・・・」
「「心は子供のままさ!」」
「いや、笑顔で言われても・・・・」
少し膨れた顔をして、母性本能をくすぐる。
でもなでなでなんで、バカみたいでやってらんないし、かといってキスするのもなんかイヤ。
「なにをすればいい・・?」
「二年前はキス」
「去年はディープキス」
「「次は分かるっしょ?」」
「なっ・・・・!!」
「からごほうび貰いたいから頑張ったのに」
「これじゃ苦労が水の泡サ」
「「しちゃダメ?」」
「今日はヤだ・・・・・・」
2人は”今日は”と言う言葉を聞き逃さず、次の日″ごほうび″を貰ったらしい。
寮にはの喘ぎ声とスプリングの音が響き渡った。
絶対次の日気まずいよねーー(*ノ▽ノ)
そんな事ばっかり考えてしまってました(コラ
感想まってますっ!!
管理人、亜依