「ねぇ〜ー…」
「何よ」
「遊ぼうよ!」
「無理よ」
「「ぶーーーっ!」」
Envy mind
はあ…とはため息をつく。
フレッド、ジョージと遊ぶ前にやる事がある。宿題、レポートだ。
「うー…やりたくないけどやらなきゃ…」と。
「あれ、宿題してるの?」といってきたのはロン。
「ロン。ロンは宿題終わった?」
は宿題のレポートを書く予定の羊皮紙を指して言った。
「いーや、まだ。明日やるよ」
「そっか…」
「はすぐ終わるよ、頭良いしね。」と、ロンが言った。
「そんなことないよ?」とロンを見上げた。
ロンとは、の方が年上とはいえロンの方が高かった。それに今、は座っている。
「そうかな」ストン、とロンはの隣に座った。
「「おい、ロニー!僕らの姫、の隣に座るな!!」」と同時。
「…別にいいじゃないか、僕が誰の隣に座ろうとも!」
「「僕らがイヤなんだ!」」
「何騒いでるの?」と声。
が振り向くと、ハリーが立っていた。
「ああ…なんかフレッドとジョージ、ロンでケンカしてるのよ」
「ケンカ?何で?」
「……私の隣に座る人はどーだとか…」と少し恥ずかしくなった。
「そんなのが決めることなのに…」
とハリーはに近寄った。
「…大丈夫…あ、ハリー…髪が濡れてる」とは一歩下がって言った。
「え…あ、よく拭けてなかったみたい…雨降ってる中クィディッチの練習してたからさ」
「拭いてあげるよ」とはハリーからタオルを受け取ってハリーの頭にかぶせ拭き始めた。
「「「ハリー!!!!」」」今度は三つ。ロン、フレッド、ジョージ。
「何?」
「ずるい!」とロン。
「姫も頭拭くなんて!」フレッド。
「ハリーも僕らの姫に!」ジョージが怒鳴った。
フレッドとジョージのいらいら、嫉妬点は最高潮にあった。
爆発寸前――――
「「!!!」」
「…何…うぇっ!?」
次の瞬間にの両頬にフレッド、ジョージの唇が触れ、は驚きの声をあげた。
「姫ひどいなー」とジョージ。
「「『うぇっ!?』はないでしょう…我が心は酷く傷つきましたぞ」」
「……フレ…ッドと…ジョージがいけないのよ!!」
「おお」
「姫が」
「「いつもの元気を取り戻しましたぞ」」
ロン、ハリーは目を丸くしてじっと3人を見ていた。
声さえ出ない。
「…フレッド、ジョージ!!」
「何か御用でしょうか?姫…我等がキスしましたから完全に僕らの姫ですよ」
とフレッド、ジョージはニヤリと不敵に笑った。
「……もう」とは頬を赤くした。
は、嬉しかった。
いつも素直になれない。けど、とってもとっても大好きなフレッドとジョージ。
―いつまでもそんな二人で居てね
大好き―
「…大好き」
「「…」」
そういうと、交互にの唇に浅く、でも愛しく思いながらキスをした。
あとがき―
わ…すいません;
こんなのになってしまって;
「モテモテのヒロインに嫉妬して双子がキスをする」というリクでしたが…
いかがでしたでしょうか?;
こんなもの押し付けてスイマセン;;
相互リンクありがとうございました!これからも末永くよろしくお願いいたします!
PINK BERRY トオル