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「ルパートのば-か!!」
が怒っている原因は、貯めに貯めた貯金で、2ヶ月前に買った車に僕が乗って、何処かで傷を付けてしまったから。
「そんな怒るなって。ダンにに頼まれて、急いで移動してたから、つい・・・」
「へぇー・・・"つい"! 20cmぐらいは傷があるような気がするんだけど」
「凡ミスだって・・まぁ許してくれよ。」
「明日からの車旅行どうするのよ・・・こんな傷付けっぱなしで外出なんてしたくないし・・・しかもルパートの車はタイミング良く車検だし」
「旅行行けなくても、ここら辺でお散歩デートでも洒落てるぜ?」
「えぇ。それが幼い時だったらね。今の私たちにとって、行ってない所を探す方が大変よ」
私たちは同じワットン・アト・ストーンで生まれ育ち、毎日外で遊びまくっていたせいで、
知らない場所すら皆無に近いだろう。
カッコつけて「ごめん」って言うから、なんかイラッときて、ルパートの鼻をぐっと掴む。
アチャッって顔をしていて、大人っぽい顔なのに、一気に子供みたいになって可愛い。
「子供みたい」
「もう法律上では大人だぜ?」
「顔がって事よ」
東洋人の血がはいってる私にとって、白人の白い肌と黒とは違う色の目がとても羨ましい。
あー・・・髪の毛は黒のままがいいかな。色気でるし。
どんなに言っても、ルパートが大好きで。
どんな場所でもルパートがいれば楽しくて。
あぁ好きなんだなって、良く思う。
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「・・・・・起きろやーーーッ!!!!」
私の上に思いっきり腕を乗せて、息をさせないようにしてるか? と、問いたくなるぐらい重い。
「うー・・・ン」
寝 る な よ!
力を入れてるのかはわからないけど、捕まえられているように重い。
しかも、ヤったまま裸で寝たせいもあって、
起き上がって動くのも、見てないのはわかってるけど恥ずかしい。
「ルパート・・起きてよー・・・ 素っ裸で歩くって嫌なんだけどー」
「・・・・・」
「ねぇってばー・・」
「がんば・・・って・・」
「一時の恥すらしたくないってばー」
「の体・・なら見まくってるから・・・・大丈夫」
「なにが大丈夫ー?」
起きる気すらない。
ルパートの耳を引っ張って、「アッ!!」と結構な大きさで言ってやった。
ビビッて体をビクつかせ、私に近付いてきた。
「驚かすなよー・・」
私の体を逃がさないように、私の上に乗ってくる。
「まだ10時半すぎだぜ・・・?」
「もう10時半すぎよ。本当なら8時15分には家に出てたのに・・・」
「俺の辞書には"休みは11時まで寝るべき"って載ってるんだけど」
「そんな辞書は返品しなって」
確かなことを言ってやった、とガッツポーズが出来た。
「無理ー・・・と辞書は返品不可ー・・」
「辞書と同レベルって嫌だって」
「あー でもの方が大事」
そういいながら、首元や鎖骨にキスをする。
敏感な反応をした私を見ながら 笑っているのが分かる。
「家デートっていうのはどう?」
「私は良いけど・・?」
「ヤりまくっても良い?」
「それはダメ。体持たないよ」
「もー無理でしょ。同意があれば何度でもオッケーって書いてるし」
「だから返品すべき・・・あ・・んっ」
「そんな辞書は返品しなって」
って言葉を思い付いたときは、絶対ドリに使おうって思っちゃいました(ぇ
中途半端ですいません・・・。
自己満足です(ウハ