もう僕には君しかいない....02








「俺に何させる気?」
「何ってわかんないの?」
「わかんない」





私の気持ちを一ミリも気付いてないんだから、この男は・・ッ!!



「ねぇ、ホントにわかんないの?」




少し切ない顔をしながら、胸をキュッと寄せる。
いや、リドルの手を両手で握ったから勝手に寄るんだけど。 伊達にデカチチで通ってないわよッ!!





「ごめ・・・見えてる」
「リドルなら見られても良いよ・・?」




どうやってこんな言葉が出てくるんだろうか。
ドラマの見すぎ・・・てか、ホグワーツ来てる時点で見れないしね。



「お前・・・そんなガラじねぇだろッ!!」
「ガラじゃないことしちゃダメなの・・?リドルを好きでいちゃダメなの・・・?」


驚いた。
の顔はこんなにもキレイだっただろうか。 いつもの動作ばかりをみていた。



忘れてた。
初めてを見たとき、ありえないほど、心が動いたことを。






「リドル・・・キスして?」
「それは命令?」


ちょっとイラッとするけど負けない。


「命令じゃない。あえていうなら、ずっと一緒にいて欲しい。無理なら良いの・・・・私はリドルの事が好き。リドルが私に勝ったら離れていきそうで、怖かった・・・・」



リドルの手を胸上に持っていって、手を抱きしめる。
あったかいな・・・



「それは命令に入らない。 昔から好きだったから」



顔を上げらたら、いつのまにかキスされた。
頭を抑えられて、抵抗できないけど、抵抗・・・したくないナ。























ただ一言。
遅くなってしまって、申し訳ございませぇーーんッ!!!
さて、逃げる準備ヨーーーシ。