愛とか恋とか  皆、色々言うけど、


それがどんな形をしているのか  分かる人はいない。


でも俺はわかるんだ。









 愛の形









「ドラコーv」


私は筋肉モリモリの体に抱きつく。



「何回も抱きついてくるなよ・・・」
「だって、ドラコの腕温かいんだもんv」



嫌がっているくせに、決して振りほどいたりはしない。
ホワイトクリスマスのせいでめちゃくちゃ寒い時にドラコの体温は、温かすぎる。



「クリスマスもドラコと一緒にいられてよかったー!しかもホワイトクリスマスなんて!」
「ホグワーツは11月から3月までほっとんど振ってるんだぞ?」
「私は日本出身だからクリスマスに雪が降るのは奇跡に近いのッ!」



そりゃ雪は見飽きてるよ。
雪のせいでスカートから出てる足が凍りかけて、外へ一歩出ればひざまで埋まってしまう。

だけどね、今日は特別な日なの。




「今日が特別な日って知ってるのー?」
「知ってるさ。ジーザスが産まれたときだろ?」
「まぁ・・・そうだけど・・・良く知ってるね・・純魔法族が」
「当たり前だろ? 神が人間として産まれてきた日だぞ?」



アホくさ・・・ッ。
誰がジーザスの事を詳しく言えっていったのよ・・・。



「そうじゃなくて、今日は別の意味で特別なの!ジーザスは関係あるけど!」
「はいはい・・・と俺が付き合い始めた日、キスした日、デートした日。OK?」
「普通の声で言わずに少しは照れてよ・・・」




今回は・・・ ってちょっと期待してた私がバカみたい。



「クリスマスには何かさせられて・・・・」
「嫌がってるなら別にいいもん」
「しょげるなって!」



ドラコはポンポンと私の頭を叩く。
大きな手に私の頭はスッポリ入って、子ども扱いされた気がする。



「子供扱いしないでよー・・・・」
「お前は子供じゃん」
「そりゃ20にはなってないけど、子ども扱いされるのは嫌ーッ!」
「だったら大人扱いすればいいわけ?」
「当ったり前!」



頭の上のドラコの手を掴んで、どんなもんだいッ!って感じにニコっと笑うと、行き成り顔が近付いてきてキスされた。


「ん・・・ッ!」
「大人はこういう事ばっかしてるんだぜ?」
「そういう大人じゃなくって・・・・・ッ!」
「前はクリスマスでキスをした。その次って言ったらだいたいわかるだろ? 大人なら」
「イーーーヤーーーッ!」



ドラコは私のお腹に手を回して、逃げない用に掴む。




「あー・・・これぐらいの太さが最高・・・」
「殴られたいの?」
「一番落ち着くってコト」
「じゃー太れないし、痩せれないじゃん・・・・・」



逃げられないって分かったら、抵抗する気が一気に失せた。
初めてなのに、諦める私って・・・




ー・・・愛の形ってあると思う?」
「なに急に」
「愛に形はあるかって聞いた」
「形なんて無いんじゃない? 大きさは言えないもの」
「俺はあると思うね」
「どんな形?」








の形してると思う」








小っ恥ずかしいコトを、サラっと言って来る。
突然すぎるから、すっごい恥ずかしい・・・・・




「はぁ?」
「俺はを愛してるから、愛してる人の形になるって思わね?」
「じゃぁ私にとっての愛の形はドラコ型って言いたいの? 気持ちワルー・・・」
「そんな事言わせないようにしてやろうか?」
「ごめん」
を頂いたら許してやるよ」






















ちょっちエッチなドラコーーー(*ノ▽ノ)!!!




あ・・・なんか言いたくなったので言います。 ラブホでやるのってキモくないっすかΣ( ̄▽ ̄;
他のやつが"ァンァン"した所でするなんて・・・・ッ!!

無理だぁ・・・il||li_| ̄|○ il||li