小さい頃の約束なのに、未だに頭の中で強く印象に残っている。
 4歳ぐらいの時、近くに住んでいた



 とっても可愛くて、僕達は初恋をした。




 がどっか行っちゃって(多分、引越したんだろうけど
 僕達は、悔やみながらホグワーツに入学した。


 ホグワーツではアリシア、ケイティとかと恋だってしたけど、
 なんかしっくり来ないし、キスをしようとしたら、体の底から嫌になって、結局別れた。





 引き摺りすぎかもしれないけど、まだ、僕達は君に恋をしている。
 4歳だった君の笑顔が、未だに頭から離れないんだ。













 Promise...01









 事件の発端は、ホグワーツが終わり、学校から家に帰って二日目の出来事だ。

 起きたのは11時ぐらいで、目を擦りながら階段を下りたら、ママがバタついていた。





「どうしたのママ?」
「なんかあったの?」
「あら、フレッドジョージおはよう!あぁ・・そんなこと言ってる場合じゃないわ!どうしましょう!あぁ・・・大変!」





 ママはまともに返事をしてくれなくて、何もしないままただウロチョロと歩き回っていた。





「「なにがあったのさ!」」
「大きな声を出すんじゃありません!この子が起きちゃうでしょ!!」
「「この子?」」





 僕達は不審がりながら、ママがウロチョロしている所へ向かった。

 そこには、椅子にすがりながら寝ている女の子がいた。
 眠り姫を見ている気がして、胸がトキめいた。


 どこかで見たことある雰囲気で、幼さが残っているが、とても可愛い。




「すっげー可愛い」
「ママ、この子だれ?」
「まぁ!覚えてないの!?この家から数分したところに家があったでしょ?あそこのお嬢ちゃんよ。覚えてないの?昔は良く遊んでたのに」


 ママの言葉でハッとした。僕等が初恋をしたあの少女だと。


 たしかにいわれて見ればだ。
 ホクロの位置がまったく変わっていないし、僕等の初恋はまだ終わってなかったみたい。





「「まだ好きかも・・・えっ!?」」
「ジョージ、お前まさか・・・」
「フレッドこそ・・・」
「「ちぇ・・・独占できると思ってたのに」」





 僕達は、の目の前で口論してたせいで、
 ママにグーでパンチされた。